19.小さすぎる靴・大きすぎる靴、なぜダメなの?


子どもの靴のサイズ選びって、本当に難しいですよね?
ついつい「まだ履けそうだから」と小さい靴をそのまま履かせたり、「すぐ大きくなるから」と大きめの靴を選んでしまうこと、ありませんか?その気持ち、わかります!!また、子どもの成長スピードについていけず、気づいたら靴がパツパツになっていた…なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。

でも実はこれ、子どもの足や体の成長に大きな影響を与えることがあるんです。今回は「なぜサイズの合わない靴が良くないのか?」を詳しく解説していきます!


1. 小さすぎる靴はなぜダメなの?

成長途中の子どもの足はとても柔らかく、サイズが合っていない靴を履き続けると大きな影響を受けてしまいます。

指先の行き場がなくなる
・ 靴の中で指が動かせず無理に曲がった状態が続くと、足指の変形リスクが高まります。
運動機能や体の成長に影響
・ 足指が自由に動かせないと、正しい歩き方ができず、バランスや力の使い方が崩れてしまいます。その結果、踏ん張る力が弱くなり、転びやすくなったり、姿勢の乱れにつながったりすることもあります。
気づきにくい問題
・ 服はピチピチになると気づきますが、靴は見た目では分かりにくいもの。定期的なサイズチェックが大切です。

2. 大きすぎる靴はなぜダメなの?

逆に「成長を見越して」と大きすぎる靴を選ぶのも、実は問題があるんです。

つっつき現象:靴の中で足が前後に動き、つま先が当たってしまい、指の変形や成長の妨げにつながることがあります。
つまずき現象:足と靴の位置がずれることで、つまずいたり転びやすくなります。これが続くと、しっかり足を上げて歩くことが怖くなる子も…。
つっかけ現象:ブカブカの靴だと、つっかけ(サンダルやスリッパ)ように足を引きずって歩くクセがついてしまい、正しい歩き方や運動能力の発達を妨げることも。

3. 靴選びのポイント

では、子どもの足に合った靴を選ぶために、どんなことを意識すればいいのでしょうか?
・足にぴったりのサイズを選ぶ
子どもの足は成長が早いため、3〜6ヶ月ごとにサイズを測る習慣をつけましょう。 ・試着をしっかり行う
靴を履いた状態で指が適度に動くか、かかとがしっかりフィットしているかを確認!
・成長を考慮する場合は「ほんの少し大きめ」まで
1.0cm以上大きい靴は避け、適度な余裕のあるものを選びましょう!
※教育パワーシューズは、「足の長さ(靴下を履いた状態)+0.5cmのサイズを推奨しています。

4. まとめ

靴のサイズが合っていないと、足だけでなく体全体の健康や発達にまで影響を与えることがあります。

小さすぎる靴は足指の変形や成長の妨げに
大きすぎる靴は歩きにくさや運動能力の低下に
定期的に足のサイズをチェックし、適切な靴を選ぼう!

靴は毎日履くものです。その中でも上履きは1日の中で1番長く履く靴なんです。だからこそ、子どもの足の成長に合った靴を選んで、健康な足を育てていきましょう!




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