04.アーチの崩れと偏平足に気づくサイン
「偏平足って言葉、耳にはするけどよくわからない」という方いらっしゃるのではないでしょうか?
実は、成長期のお子さんの足はとてもデリケートで、特に「アーチの崩れ」や「偏平足」は見逃しがちな問題。でも、放っておくと将来の姿勢や運動能力に影響を与えることもあるんです。今回は、偏平足について知っておきたいポイントをご紹介します!
1. 偏平足って何?どうして起こるの?
偏平足(へんぺいそく)とは、足裏のアーチ(土踏まず)が低くなり、足の裏全体が地面にぴったりついてしまう状態のこと。
✅ アーチの役割は?
- ・ 衝撃を吸収して体への負担を軽減する
- ・ 正しい姿勢とバランスを保つ
- ・ 歩くときの推進力をサポートする
👣 なぜ偏平足になるの?
- ・ 遺伝的な要因(家族に偏平足の方がいる場合)
- ・ 足の筋力不足(外遊びや運動不足)
- ・ サイズや形が合わない靴の使用
赤ちゃんや幼児はもともとアーチが未発達ですが、成長とともにアーチが形成されるのが一般的。でも、生活習慣や環境によってアーチの発達が遅れることもあるんです。
2. 偏平足が引き起こす体への影響
「足の形だけの問題でしょ?」と思いがちですが、実は偏平足が体全体に与える影響は大きいんです。
✅ 偏平足が原因で起こすトラブルとは
- ・ 足が疲れやすい、痛みやすい(特につま先やかかと周辺)
- ・ 姿勢が崩れやすい(猫背や反り腰の原因にも)
- ・ 膝や腰への負担増(成長痛がひどく感じることも)
- ・ 運動パフォーマンスの低下(走る、ジャンプする動きが苦手に)
子どものうちは痛みがなくても、大人になってから慢性的な腰痛や膝痛の原因になることも。早めのケアが大切なんです。
3. 気づきやすい偏平足のサインとは?
おうちで簡単にできる偏平足チェック、ぜひ試してみてください!
- ✅ 足裏のアーチ(土踏まず)がほとんど見えない
- ✅ 靴の内側だけが極端にすり減る
- ✅ 長時間歩くと「足が疲れた」と言うことが多い
- ✅ 立っているとき、かかとが外側に傾いている
気になるサインがあれば、靴や生活習慣の見直しが必要です!
4. おうちでできる予防&ケア方法
偏平足の予防とケアは、毎日のちょっとした習慣でサポートできます!
🏠 簡単な足のトレーニング
- 🧺タオルギャザー:足の指でタオルをたぐり寄せる。1日5回程度が目安。
- 👟 かかと歩き:かかとだけで歩くことでアーチを意識的に使う。
- 🦶つま先立ちキープ:つま先立ちで10秒キープ。ふくらはぎと足裏を鍛えます。
👟 靴選びのポイント
- ・ 足のサイズにぴったり合った靴を選ぶ
- ・ 柔らかすぎない、適度なサポート力のある靴
- ・ 靴の中で足指が自由に動かせることを確認
🌳 外遊びも重要!
- ・ 裸足で芝生や砂場を歩くことで自然なアーチ形成を促進
- ・ バランス感覚を鍛える遊び(平均台やジャンプ遊び)も効果的
【まとめ】
お子さんの足は、成長途中だからこそ意識的なケアが大切です。
偏平足は痛みがないからといって放置せず、日常の小さなサインに気づくことが健康な足を育てる第一歩です。
今日から、少しだけ足元に目を向けてみませんか?
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