02.「えっ、もうサイズアウト!?」成長期の子どもの足、どれくらい大きくなるの?


「ついこの間、新しい靴を買ったばかりなのに、もうサイズが合わなくなった!」そんな経験、ありませんか?成長期の子どもの足は、大人が思う以上に早く変化します。足のサイズだけでなく、形や骨の成長もどんどん進むこの時期。特に幼稚園から小学生の間は、成長が目まぐるしいため、どんな変化があるのかを知っておくと安心です。
今回は、年齢や季節ごとにどれくらい足が成長するのか、そして靴選びのコツについてお話しします!

1. 子どもの足、1年間でどれくらい成長するの?

子どもの足は年齢によって成長スピードが異なります。特に成長が目覚ましい時期を知っておくことで、靴選びやサイズチェックのタイミングを逃さずに済みます。

  • 0歳〜2歳:最初の急成長期
    赤ちゃんの足は、生まれてから1歳半頃までに約1.5〜2センチ伸びると言われています。この時期の足はまだ柔らかく、骨よりも軟骨が多いのが特徴。締めつけのない靴や靴下を選ぶことが大切です。

  • 3〜6歳:幼稚園期の成長ピーク
    3歳を過ぎると、年間1〜1.5センチのペースで足が成長します。「ついこの間新しい靴を買ったのに…」と感じることが増えるのもこの頃。月に数ミリずつサイズが変わるため、3〜4か月に1回はサイズを見直すと安心です。

  • 7〜12歳:成長スピードの個人差が大きい時期
    小学生になると成長のペースは少し緩やかになりますが、個人差が大きくなります。年間0.5〜1センチ程度の成長が見られることもあり、運動量や遺伝によって差が出ます。
    • ・ 男の子:成長が少し遅れる傾向ですが、10歳前後で急激に伸びることも。
    • ・ 女の子:早めに成長期が始まり、10〜12歳頃には成長が落ち着く傾向です。

  • 13歳〜中学生:思春期の成長スパート
    中学生になると、再び「成長スパート」の時期に。特に男の子は12〜15歳で急激に足のサイズが伸び、年間1センチ以上成長することも。一方、女の子はこの頃までに足のサイズが落ち着く人が多いです。

2. 季節による成長の違いって本当にある?

実は、足の成長にも季節が関係しています。夏場は活動量が増え、血流も良くなるため、夏は足が成長しやすい時期と言われています。一方、冬は成長が少しゆっくりする傾向があります。季節ごとに靴のサイズチェックをすることで、成長を見逃さずに済みますよ!

3. 足の成長だけじゃない、形の変化にも注意!

サイズが大きくなるだけでなく、成長期の子どもの足は形も少しずつ変化します。

  • ✅偏平足になっていないか
  • ✅指(爪)が横に向いていないか
  • ✅かかとが傾いていないか

これらの変化を放置すると、大人になってから足のトラブルに繋がることがあります。足の健康を守るためには、定期的に足の形も観察することが大切です。

4. サイズ選びのコツは「余裕」と「確認の頻度」

靴を選ぶときは、つま先に5〜10mmの余裕があるものを選ぶのがポイント!成長が早い時期は特に「大きめを買っておこう!」と思いがちですが、、、大きすぎる靴は足に負担がかかってしまいます。靴はメーカーや商品によってサイズ感がちがうので、試し履きをするか、足のサイズをしっかり測った上でサイズ選びをしてみてください。

成長期の子どもには、こまめなサイズ確認が足の健康を守る第一歩です!3か月を目安にサイズをチェックすることをおすすめします!




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